この度、第60代熊本市議会議長に就任いたしました田中敦朗でございます。
歴史と伝統ある熊本市議会の議長という大任を拝したこと、身に余る光栄であり、同時にその責任の重さに身の引き締まる思いでございます。
議長として公正かつ円滑な議会運営と住民福祉のさらなる向上に全力で取り組むとともに、より開かれた、市民の皆さまに身近な議会の実現を目指してまいります。
さて、令和5年5月8日をもって新型コロナウイルス感染症が法律上、5類感染症に移行となりました。
社会も生活も徐々にコロナ禍前の日常に戻ることを期待致すところです。
今後は、命と健康を最優先にしつつ、さらに社会活動や地域経済を拡大していく必要があります。
本市では、物価高騰への経済対策をはじめ、超高齢社会に伴う医療・福祉の在り方、次代を担う子どもたちの育成や少子化対策など、取り組むべき重要な課題を抱えております。
市議会といたしましても、二元代表制の一翼を担うべく、市民の皆さまの声に耳を傾け、その声を背景に議論し、市政を発展させていくことがますます重要となると考えます。
私は議長として、魅力ある郷土を活かし、生まれて良かった、住んで良かった、来て良かったまち実現に向け、市議会が力を十分発揮できるよう全力を尽くしてまいる所存でございますので、今後とも市民の皆さまの一層のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
令和5年5月16日
熊本市議会議長 田中 敦朗
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